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合格者へのインタビュー

【第124回技術英語能力検定】
プロフェッショナル合格者インタビュー

2020年11月実施、第124回技術英語能力検定プロフェッショナルで、見事プロフェッショナルとして認定された2名の方に「受検の動機」や「受検に向けての学習法」等についてインタビューしました。

第124回技術英語能力検定 
プロフェッショナル合格者 

石井 稔子さん
茨城県、実務翻訳者
  • 受検の動機を教えてください
  • 電機メーカーの技術職を退職した後、機械分野やIT分野などの実務翻訳を13年続けています。
    お客様に安心してお仕事をご依頼いただくには、自分の英語の能力を客観的に示せる資格が必要と前々から考えており、工業英検1級(現・技術英検プロフェッショナル)取得は長い間の目標でした。

    子育てに余裕が出てきた今年、まず1月に工業英検2級を受検し合格したので、今回名称変更された技術英検プロフェッショナルを受検しました。
    タイミング的に試験内容が変わり、(私にとっては)難化した技術英検に挑戦することになってしまいましたが、無事合格することができ大変嬉しく思っています。

  • どのような学習法で合格を目指しましたか。
    また、何を教材としましたか?
  • 試験対策では、まず事前準備として「工業英検1級対策」(絶版)(*注1)と「技術系英文ライティング教本」(日本能率協会マネジメントセンター刊)を通読しました。
    その後、過去問対策の代わりとして解いたプレテストでは全く回答が頭に浮かばず、合格は無理だと思いましたが、とにかく試験に慣れることを目標にひたすら多くの工業英検の過去の類似問題を解くことにしました。
    仕事ではパソコンを使ってばかりで手書きに慣れていないので、これは手書き対策としても有効だったと思います。

    過去問は直近5回分の過去問をコンビニでコピーしたもの(*注2)、さらに「工業英検1級問題集2011-2012年度版」(絶版)(*注1)の「和訳問題」と「2文を1文にまとめる問題」以外全てを解きました。
    特に後者の問題集には長文要約問題(*注3)があり、大変役に立ちました。

    とにかく3Cを意識して解答すること、そして長文要約以外の大問は1問あたり20分で解くことに集中しました。
    また模範解答の英文が素晴らしかったので、暗記してしまうくらいのつもりで何度も読みました。
    さらに初見の分野の文章は処理速度が遅くなるので、そのような分野がなくなるように、Scientific Americanのニュースレターをメールで毎日受信できるようにし、仕事ではあまり扱わない分野の記事(特に宇宙分野)を時間が空いたときに読みました。

    工業英検時代の試験は、全部解答しても時間に余裕があったのですが、技術英検のプレテストは、3回目に解いたときでも時間がぎりぎりでした。
    そこで当日の試験では、見直しの時間が取れないことを前提に、文法やスペルにミスがないように解き、私にとっては一番難しく時間がかかる長文要約の問題を最後に残してじっくり取り組みました。
    プレテストと比較してそれほど専門的ではない内容だったため、奇跡的に5分余ったのでざっと見直すこともできました。

    *注1:「工業英検1級対策」「工業英検1級問題集」は絶版となっております。

    *注2:「技術英検/工業英検」の過去問題は、全国コンビニエンスストア等のマルチコピー機にてご購入いただけます。

    *注3:「長文要約問題」が含まれる工業英検1級過去問題で、マルチコピー機で購入可能なものは、第101回~第109回(奇数回、5回分)です。
    技術英検の長文要約問題に特化した「長文要約問題対策講座」もご活用ください。

  • 合格者としての抱負は?
  • この合格を新たなスタートと捉え、さらに分野毎の専門性を向上させ、産業界の方々のサポートを微力ですが続けていきたいと思います。

第124回技術英語能力検定 
プロフェッショナル合格者 

平田 光さん
PFUテクニカルコミュニケーションズ株式会社勤務
  • 受検の動機を教えてください
  • マニュアル制作会社でマニュアルの英訳業務に約15年携わり、現在はストレージ装置の翻訳案件の顧客窓口兼翻訳者として従事しています。
    旧工業英検では約10年前に2級を取得していました。
    今の自分の実力を試してみたいと思っていたところ、上司からの勧めもあり、受検を決めました。
  • どのような学習法で合格を目指しましたか。
    また、何を教材としましたか?
  • 試験対策として、というよりは業務を通じた日々の積み重ねが合格の理由だと分析しています。
    今までの積み重ねということでは、元々「英語ネイティブが自然で分かりやすいと感じる英文を書ける翻訳者になりたい」という意識が強かったことから、英訳や英文テクニカルライティングに関する技術・知識を各種セミナーや書籍などで学び、会社の業務で実践してきました。

    3Cの観点についても、「Concise」については、「できるだけ少ない単語で翻訳する」「できるだけ能動態で翻訳する」「無生物主語を使いこなせるようになる」などを意識して業務にあたることで実践できていたように思います。

    試験対策として行ったのは、次の2つです。

    • ・「工業英検1級対策」(書籍版)(*注1)、「工業英検2級対策」(eプリントサービス版)(*注2)を読み、例題を解いて、自分の回答と模範解答のどこが違うのか、どうしたら模範解答を出せるかを考えた。
    • ・技術英検プロフェッショナルのプレテストを解き、問題の傾向を理解し時間配分を検討した。
      検討の結果、「見直ししないことを前提に、大問Ⅰ以外をまず1時間で片付け、残りの1時間を大問Ⅰに充てる」という戦略をとった。

    プレテストを解いた所感としては、やはり大問Ⅰが大きな壁だということです。
    課題の英文を読むだけでも相当な時間がかかり、要約にもある程度の時間が必要なため、1時間で解く想定では間に合わないかもと思いました。大問Ⅲも和文の要約が必要なため、少し時間がかかりそうだと思いました。
    逆に、他の問題については、普段業務で行っていることとあまり変わらないという印象でした。

    また、対策と呼ぶには些細なことですが、試験対策のときから試験本番と同じ環境で作業することを意識して、以下を行いました。

    • ・手書きに慣れるため、実際に手を動かして例題を解いた。
      普段パソコンばかりを使い手書きの機会がほとんどなくなっていたせいか、始めは手が動きませんでした。これはやって正解だと思いました。
    • ・紙の辞書を引くことに慣れるため、試験に持参予定の辞書を使って例題を解いた。
      ちなみに、持参する辞書に迷ったのですが、実用向けの辞書であれば問題なく、大辞書レベルのものは不要だと思いました。

    英和辞典として『プロフェッショナル英和辞典 SPED TERRA』(小学館)を、和英辞典として『新和英中辞典 第5版』(研究社)を持参しましたが、それでほぼ事足りました。

    当日の試験は、予想どおり余裕のないものでした。大問Ⅰ以外で1時間15分かかり、大問Ⅲもやはり少し手こずりました。
    大問Ⅰに充てられた時間は45分のみで、見直す時間は全くありませんでした。
    文章の要約は、上達にある程度時間がかかると思います。

    自分はあまり対策できませんでしたが、試験まで余裕があれば時間をかけて対策し、文章の要約スキルを向上させて大問Ⅰ、大問Ⅲをもっと余裕を持って取り組めるようにしたほうが良いと思います。
    大問Ⅰは配点が大きいので対策するだけの価値はあると思います(*注3)。

    *注1:「工業英検1級対策」の書籍版は現在絶版となっております。
    同書のオリジナルである「Welcome to Technical Writing(英語版)Vol.1, Vol.2」は本サイトにて購入可能です。
    また、「工業英検1級対策」「工業英検2級対策」ともeプリントサービスで購入可能です。

    *注2:eプリントサービスはコンビニエンスストア等のマルチコピー機でご提供しています。

    *注3:「長文要約問題」が含まれる工業英検1級過去問題で、マルチコピー機で購入可能なものは、第101回~第109回(奇数回、5回分)です。
    技術英検の長文要約問題に特化した「長文要約問題対策講座」もご活用ください。

  • 合格者としての抱負は?
  • この合格をひとつの節目として、これからも3Cの観点など、英文テクニカルライティング技術の研鑽に努めていきたいと思います。
    余談にはなりますが「工業英検1級対策」(*注1)は、試験対策の参考書であるだけにとどまらず、良著だと思います。
    何度も読み込んで自分のものにしたいと思います。
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