平素は、技術英語能力検定(以下、「技術英検」)及び関連事業に格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
さて、公益社団法人日本技術英語協会(以下、JSTC)は、去る2021年11月18日の2021年度第3回理事会において、
一般社団法人日本能率協会(以下、JMA)による吸収合併(案)を決議いたしましたので、皆様にお知らせします。
吸収合併は、2022年7月1日を予定しております。
JSTCの法人運営は、1982年の設立以来40年間にわたり、常勤職員の派遣・資金の両面でグループ法人であるJMAに支えられてきましたが、
昨今のコロナ感染症の影響などにより、大きな見直しを迫られることになり、今回の判断となりました。
上記の状況ではありますが、「技術英検」の社会的役割と重要性は今後も何ら変わることはありません。
2022年度も文部科学省後援のもと、従来どおりの出題形式で年3回の実施が予定されております。
また、技術英語関連研修などにつきましても、JMAが引き続きサービス提供を実施してまいります。
JSTCを吸収合併し、「技術英検」を受け継ぐJMAは、製造業の法人を中心に約1,300の法人会員を有し、産業界において確固たる基盤を有しております。
企業人への教育活動としては、年間2,000のセミナー・講習会等の実施、約40のテーマにおいて展示会事業を展開するとともに、生産管理者や第一線監督者向けにCBT(Computer-Based Testing)による資格試験を実施するなど、その実績と産業界におけるネットワークは、技術英語の普及に大きく貢献をするものと確信しております。
法人としてのJSTCが消滅することに伴い、JSTCの会員制度は2022年6月末を以て終了となります。
季刊誌『技術英語ジャーナル』につきましては、2022年6月号(Vol.42 No.2)が最終号となりますが、以降は、JMAのホームページ上での情報発信を目指します。
皆様のご理解と共に、引き続きのご支援・ご鞭撻のほど、よろしくお願い申しあげます。
2022年3月吉日
公益社団法人日本技術英語協会