2020年11月実施、第124回技術英語能力検定2級で文部科学大臣賞を受賞した
千葉大学 総合工学科 共生応用化学コース3年生 前田芳紀さんに
「受験の動機」や「受験に向けての学習法」等についてインタビューしました。
本賞は、大学専門課程、高専上級学年、専修・専門・各種学校在学生で得点が90%以上ある受験生の中から
最高得点を取った方に贈られるものです。
技術英語能力検定2級合格者 文部科学大臣賞受賞インタビュー
問:技術英検受験の動機は?
2年生の時に大学で理系英語の授業があり、その際に買った問題集が手をつけないまま家にずっと置いてあったんです。
せっかく持っているのに使わないのはもったいないと思い、問題集を解いて受験してみようと思いました。
問:どのような学習法で合格を目指しましたか。また、何を教材としましたか。
基本的に問題集を一周解いただけです。間違えた問題には印をつけておき、寝る前などのスキマ時間に復習できるようにはしていました。
使っていた教材は、大学の授業をきっかけに購入した「工業英検3級(注:現技術英検2級)問題集 2019年度版」です。
問:難しかった問題はありましたか。
難しかったと感じたのは、2級の場合だとⅠやⅡの語彙問題です。
Ⅶの並び替え問題などは、専門的な知識が特に無くても基本的な英文法の知識で解けてしまう問題も多いですが、
語彙問題に関しては、普段の英語学習ではなかなか出会わないような理工系の英単語の知識がないと正解できないので、技術英検に特化した対策が必要だと思います。
問:技術英検受験を通して、得られたことを教えてください。
試験に向けて学習していく中で、多くの単語の知識を得ることができました。
また、これらの知識は他の英語試験においても役立つことがありました。
問:技術英検で得た実力を将来どのように活かしていきたいですか。
現在自分は配属されている研究室で英語の論文を読んでいます。これからも英語の論文を読む機会はたくさんあると思いますし、いずれ自分が英語で論文を書くこともあるかもしれないので、そのような時に技術英検で得た力を活かしていきたいです。
千葉大学構内にて。