日本工業英語協会では、理工系分野の学生を対象に、技術系英文の読み、書きに
必要な「技術英語」の有効性について『大学生・大学院生が学ぶべき「技術英語」とは』
をテーマに講演会を企画しております。
9月18日(水) 東京理科大学理工学部 機械工学科のカリキュラムで
選択科目「機械英語」を履修する学生の皆様を対象として
当講演会を実施いたしましたのでご報告いたします。
お声がけくださった、機械工学科准教授 塚原隆裕先生には厚く御礼申しあげます。
機械工学科は、東武野田線・運河駅のすぐそば、野田キャンパス内にあります。
東京理科大学 野田キャンパス正門
当日は、大学の後期全15回実施される「機械英語」の最初の講義でした。
全15回で、基本事項からプレゼンテーション、論文執筆基礎、ビジネスライティングの要点までを含む
ボリュームのある講座になっています。
このボリュームながら、本講座は機械工学科3年次の選択科目、しかも取得単位は「1」とのことで
毎年、目的意識が大変高い学生さんが履修されるのだそうです(塚原先生・談)。
塚原先生の講義オリエンテーションに引き続き、講演会が始まりました。
講演者は、早稲田大学 研究院客員教授/千葉大学 名誉教授の斎藤恭一教授です。
斎藤先生は、いつものように冗談を交えながら、
自分の専門性プラス技術英語力を身につけること
方法論を間違えないこと
自国語より優れた外国語の文章を書けるわけがない、つまり日本語力と英語力をシナジー効果で向上させていくこと
の大切さについて、60分間の講義を行いました。
このたび講演の場を設けてくださった塚原隆裕先生の
本来のご専門は「熱流体輸送現象」の研究ですが、ご自身の思いもあり
「機械英語(技術英語)」の講義を担当されているとのことでした。
今後ますます受講生が増えることを祈念しつつ、野田キャンパスを後にしました。
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