日本工業英語協会では、理工系分野の学生を対象に、技術系英文の読み、書きに
必要な「技術英語」の有効性について『大学生・大学院生が学ぶべき「技術英語」とは』
をテーマに講演会を企画しております。
7月31日(水)明星大学 理工学研究科院生、理工学部生を対象に本講演会を
明星大学 理工学部 伊庭教授のご協力のもと実施いたしました。
伊庭教授 このような機会をいただきありがとうございました。
明星大学 理工学部様は、多摩モノレール「中央大学・明星大学駅」の
駅前から緑に囲まれた広大敷地にキャンパスが続ていおります。
講演者は、早稲田大学 研究院客員教授/千葉大学 名誉教授の斎藤恭一教授です。
斎藤先生は、昨年まで千葉大学で応用科学とともに技術英語の指導もされていました。
当日は、夏休み中にもかかわらず約40名にご参加いただきました。
まず始めに、斎藤先生は、理工系分野の学生にとって専門性の重要さと合わせて
技術英語力も大事であることを学生の皆さんに説明。なぜなら、専門性と技術英語力を
習得することでπ(パイ)人間になり強くなることをお伝えしました。
善は急げでいくつかの短文英訳問題にチャレンジすることで、技術英語の要である
3C(Corect,Concise,Clear)を実感いただける機会にもなりました。
「方法論が正しいと理系英語は簡単」であることのポイントを説明。就職後でも役立つ
技術英語の重要性について認識が深まる講義でした。
また、「技術英語の学ぶこと」で「日本語の能力も向上する」ことについて伝えました。
「『書く英語』である技術英語を学ぶことで、日本語を書く力もアップする。
なぜなら日本語が悪い文章であれば正しい英文を書くことはできない。
日本語を書くことと技術英語を書くことで、両言語の能力が向上する」ことの意味を
理解する講義内容に学生の皆さんも真剣に聴講され、技術英語を身近なものであることを
感じられている様子でした。
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